メンズコスメの歴史を振り返る【市場が大きくなり男性美容は普通の時代へ】

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昨今、男性が化粧やメイクをする時代へと突入しつつあることは、身の回りを見渡したり、YouTube等を見れば明らかです。特に韓国では若い男性のメイクは、もはや当たり前になってきています。しかし、男性の化粧の歴史は意外に古く、すでに古代から始まっていました

メンズメイクは最近できた新しい文化かと思いきや、長い歴史のあることだと考えると驚きですよね。それぞれの時代の男性がメイクする理由も気になるところです。

今回の記事では、男性が化粧をする理由や、メンズコスメの歴史についてわかりやすく解説していきます。男性のメイクの歴史を深く掘っていくと、美しい男性とは何かという美学の答えにたどり着けるかもしれません。

男性美容やメンズコスメは現代において一般的になり、普通の時代になりました。さらに、今はメンズメイクも流行して基礎化粧品は必要不可欠な時代です。

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目次

人がメイクをする5つの理由

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人がそもそもなぜメイクをするのかについて触れていきます。歴史を振り返る前に、まずは現在の化粧の需要を、データを元に見ていきます。

大手化粧品メーカー、コスメサロンPOLAの消費者アンケートを参考に、5つの主な化粧やスキンケアをする理由は下記の通りです。

  • エイジング対策
  • 身だしなみ、マナーとして
  • 肌の悩みをケア・カバーしたいから
  • 紫外線から肌を守りたいから
  • 未来への投資だから

現代では、若くみられたい、身だしなみとして清潔感のある印象を与えたいといった、「外からどうみられるか」に強いニーズがあるようです。

次いで、ケアやカバーだったり、紫外線から身を守る等、お肌の健康を守る側面へと続きます。さらに、未来永劫若いたいといったニーズや、自分に自信を持ちたいからといったポジティブな理由も多いようです。

これらが主に最近の化粧・メイク、スキンケアをする理由です。続いて現代は化粧をするのか踏まえた上で、メンズメイクの歴史についても詳しく解説していきます。古代の男性が、なぜ化粧をすることになったのかを各年代ごとに分け、具体的に深掘りしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考:ポーラ文化研究所

メンズメイクの歴史

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さっそくメンズメイクの日本の歴史を、時系列で追っていきます。時代ごとの要点をそれぞれまとめていきますね。

  1. 古代:メイクは服従の証
  2. 平安時代:男女ともに白塗りの眉化粧が流行
  3. 平安後期〜鎌倉時代:対照的な平氏と源氏のメイク
  4. 室町〜戦国時代:戦国武将もメイク
  5. 江戸時代:清潔感は江戸っ子の条件
  6. 明治以降:男性がメイクをしなくなった

古代:メイクは服従の証だった

古代の間では男性女性関係なく、赤化粧という習わしが流行りました。赤化粧の起源は、古墳時代と言われています。赤化粧とは、赤い土を顔全体に塗るメイク方法です。現代のように外見のおしゃれや健康面を意識するというよりは、信仰や魔除けの意味合いが強かったと言われています。

さらに太陽神・自然の神様を拝み、豊作を祈ったという歴史があります。派生して赤化粧は支配者に向けた服従の証としても用いられていたとのことです。

古事記でも、「兄、著犢鼻(たふさぎ)して、 赭(そほ) を以て 掌 に塗り、 面 に塗りて、其の弟に告して曰さく、「吾、身を汚すこと此の如し。 永 に汝の俳優者たらむ」といった文書が残っており、これは訳すと「兄が弟に永久に服従する」といった意味です。現代では服従といった意味は化粧にはないので新鮮ですね。

平安時代:男女ともに白塗りの眉化粧が流行

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信仰や服従、魔除けといった意味を超え、平安時代には白塗りの文化が流行します。日本では鎖国が始まっており、化粧においても独自の文化を形成することとなりました。

なぜ赤化粧から白塗りの化粧に変わったかといえば、日本の家、建物が寝殿造りに変わったことが理由として挙げられます。寝殿造りの建物は屋根が従来よりも長くできており、太陽の光が遮られるため暗くなります。

筆者
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平安時代では赤化粧よりも、顔がはっきりと認識できる白塗りの方が便利だったという説が有力です。

白塗りは、肌を綺麗に見せることにも適しており、男性女性問わず流行しました。特に男性は眉毛が凛々しく見えるとより魅力的であるとされており、眉毛メイクも白塗りとともに盛んになりました。平安時代から、日本ではこのような美を意識したお化粧が台頭し始めます。

平安後期〜鎌倉時代:対照的な平氏と源氏のメイク

男性のメイクも盛んになり強い武士や貴族たちの間では、そのメイクスタイルによって主義、勢力がわかるほどの意味合いを持ちます。特にわかりやすいのが、平氏と源氏です。

平氏は、平安時代からの流れをそのまま汲み取るような濃い眉毛に白塗りといったメリハリのある厚化粧です。一方源氏はといえばノーメイク(すっぴん)を貫きます。この現象が意味することは、平安後期〜鎌倉時代で、化粧によってどの勢力に属しているかがわかりやすくなってきた点です。

筆者
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平安後期〜鎌倉時代にかけて、メンズメイクがチーム所属の証となってきたと言えます。

チームやイベント事で同じメイクをしたりといった例は現代でもあるので、今の化粧のルーツがどことなく垣間見られる時代背景だと思われますね。

室町〜戦国時代:戦国武将もメイクをしていた!

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原氏が平氏を倒し、一旦戦国武将たちの化粧・メンズメイク文化は落ち着きます。

しかし室町時代になると、再び流行り出します。室町〜戦国時代には、お歯黒が特に流行しました。お歯黒の起源は定かでなく、一説によれば朝鮮半島から北方民族に輸入され、貴族の間で広まったという説が有力です。

最初は、成人の証であるという意味合いでしたが、次第に女性の美しさを現すものへと変化します。男性へと派生し、戦国武将の間で大流行。また、お歯黒は当時では虫歯予防にも良いとされていました。

筆者
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有名な話として、豊臣秀吉までお歯黒をしていた証拠も残っています。

豊臣秀吉の伝記「太閤記」の中で、「作り髭に眉を作り、鉄黒なり」とあり、簡単に訳すと「作り物の髭をこしらえ、眉を塗り、お歯黒を施す」という意味となります。

豊臣秀吉等の周りではお歯黒が流行ったことから、お歯黒が良い身分の証ともされてきました。一説によれば、お歯黒をするほどの高い身分の武将を倒したと見せかけたいために、戦いで取った首の顔にお歯黒を塗る武将が出るほどの文化の浸透ぶりだったそうです。

参考:日本歯科医師教会 歯とお口のことならなんでもわかるテーマパーク8020

江戸時代:清潔感は江戸っ子の条件だった

江戸時代になると、武士のメイクやお歯黒の文化は廃れ、白い歯が清潔感の証として浸透します。赤い口紅に綺麗な白い歯は、江戸っ子(男性)の間では粋であるともされていたとのことです。

江戸っ子の身だしなみとして、高い清潔感が重視されます。そのため銭湯でムダ毛を抜いたり、細い眉毛を意識するように手入れをすることが流行り出しました。

筆者
筆者

江戸っ子のおしゃれは今で言うところの脱毛やメンズメイクの起源とも言えそうです。

ムダ毛処理には特殊な石が使われていたという逸話もあります。現在の脱毛処理と比べると、かなり痛そうですね。

明治以降:男性がメイクをしなくなった

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明治以降では、かつての厚化粧や清潔感を重視するようなメンズメイクは無くなっていきます。理由としては諸説ありますが、戦争の影響が大きいと考えられています。

政府が富国強兵を歌い、急激に近代化を推し進めました。男性はより軍事力や産業に力を入れるようになります。化粧やメンズメイクは仕事や作業の邪魔になることから、急激に廃れていきました。

明治以降から、男性はノーメイクで男らしく、かつ立派な髭を蓄えることが美徳とされていきます。高価な鎧や軍服も良い身分、高い位の証とされていきました。

筆者
筆者

明治以降から、男性と女性の化粧への意識が大きく変わってきたように考えられます。

女性は富国強兵の影響を受けず、従来通り化粧文化を続けられたから。時代を振り返ってみると、時代ごとの状況に応じて、男性の化粧、メンズメイクに対する美意識が表現されているようにも感じますね。

これらの歴史を踏まえた上で次段落以降で男性の化粧、メンズコスメの現代史についてもわかりやすく解説していきます。

【現代史】メンズコスメの誕生

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現代に入ると戦争も終わり、徐々にメイクをする男性が増えてき始めます。例をあげれば、海外をはじめとしたビジュアル系バンドなどですね。KISSやデヴィッド・ボウイといったロックバンドやミュージシャンが走りとして有名です。

細野晴臣さん率いるYMOや、忌野清志郎さんなどが日本でも台頭していきました。続いて、渋谷109を中心とした独特の文化、ギャル男が台頭します。さらに、欧米のおしゃれを意識した、フェミニン系の男性も流行り出します。一般男性では清潔感を重視するため、綺麗に髭を剃り、短髪であることが社会人としては求められるようになりました。

一般男性のメンズコスメといえば、髭剃りクリームや髪をセットするためのヴィップやワックス、ヘアムーズといったものが代表的です。

メンズコスメの誕生

メンズコスメの現代史を語る上で、特に象徴的だった出来事としては、メンズエステのDHCがDHC MENを始めたことが挙げられます

マスメディアがメンズエステ等を男性のおしゃれとして大々的に取り扱ったことも手伝い、男性でも女性のように本格的なスキンケア商品やサービスを行う企業や通信会社も増えてきました。最近でも流れが続いているのは、街中のエステサロンやネット通販の商品群を見れば明らかでしょう。

男性用コスメの始まりは除毛剤

意外にも、現代史における男性用コスメのはじまりは、除毛剤であったという説もあります。理由としては、上記に挙げたビジュアル系バンドが流行ったと同時に、ムダ毛を処理したいといった男性ニーズが増えたこと。

筆者
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ビジュアル系バンドに毛が多くあるといった例はあまりみられないですね。

男性用の化粧品

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女性用の化粧品も売れていく中で、男性用化粧品が台頭した理由としては、以下の3つです。順番に解説していきます。

  • リピート率が高い

男性用化粧品は、女性用に比べ競合が少なく、一度使って良かったものであればそのまま使い続ける消費者が多い為です。女性用の化粧品のように次々と新しいものが出るスピードも高くなく、リピーターを多く抱えられたのは企業にとっても大きなメリットだったと考えられています。

  • 原価率が低い

女性の口紅やファンデーションといった長く使う耐久性のあるものではなく、男性用化粧品は消耗品が圧倒的に多く、原価率を低く抑えられたことも、流行の主な要因であると言われています。仕入れコストを抑えられれば、長期的に販売し続けられるからですね。

  • マーケティングや分析がしやすい

男性用の化粧品の場合は消耗品である場合が多く、使用用途も限られ種類も少ないため、分析がしやすかったことも理由として挙げられます。企業の商品開発においても男性用のシンプルなコスメは、商材として優れていたのでしょう。

草食系男子が現れる

2000年以降、草食系男子と呼ばれる男性が現れます。少食系男子とは、恋愛に消極的であり、ガツガツ異性に攻め寄らない若い男性を指します。他にも特徴としては、没頭できる趣味をもっていたり、自分だけの世界を持っている等の意見も。

草食系男子が生まれた背景には、2000年以降インターネットの台頭が大きいと言われています。インターネットによって、YouTubeやゲームなどの2次元的世界が広がり、現実世界の恋愛の煩わしさを避ける男性が増えたのではと考えられています。

筆者
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草食系男子は、派手な化粧というよりは、地味なスキンケアをすることが多い印象です。お金をかけすぎずに、周囲に溶け込むようなナチュラルな見た目を好む傾向もあるようですね。

まとめ:男性の美学はメンズメイクまでする時代

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まとめると、時代ごとに男性の美学が化粧・メイクに現れていることが窺えますね。歴史を振り返ってみても、メンズメイクをすることは、時代を反映した誇らしい文化とも捉えられています。

現在の社会では、より個人の多様性が求められるため、ますます男性の化粧・メイクは盛んになっていくでしょう。科学やIT、テクノロジーの進歩によって、より便利で質の高い商品もどんどん生まれてきています。

筆者
筆者

ぜひあなたも今回も記事を参考に、現在の社会に合わせた、自分らしい化粧や、メンズメイク・メンズコスメを楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

【世の中の男性を カッコよくしたい!】30代前半『経歴』湘南美容クリニックでAGA治療と全身脱毛を実施|1年間でダイエットで-15Kg|ホワイトニングも実施|セレクトショップ好きです。

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